私は大阪でミミズに生ゴミを食べてもらって(気持ち悪〜と思うかもしれませんが、一応異常者ではありません!そういう分野があるんです!自慢じゃありませんがウチのコンポストは衛生的です!)ごみ減量をしているものです。私のミミズコンポストは箱ではなく不織布袋を使います。これによりコンポストのあらゆる課題を克服する事ができました。このブログは私が日々コンポストを使い生ゴミを処理し続けている様子を掲載しています。2019年5月からブログ始めました。私のコンポストの始め方や説明に興味がある方は2019年5月のスタート時をご覧ください。
先日アースデイに参加しました。正直のところ私はなぜか盛り上がりに欠けていました。なんだか気分が乗り切らなくて…。前みたいな、もしかしたら私の展示がだれかの何かになれるかもと希望を持てなくなったからかも。人は一体何を求めてるんだろう?そこに私がいる自信もなくなったような気がします…。
今回私が一番心に残ったお客さんは4人組の女性グループです。何気なくアースデイに通りかかったような大阪マダムたち、マダムA「ひゃ〜ミミズおんの?」マダムB「でもミミズはええねんで〜。」マダムC「私足痛いから座られへんねん。」マダムD「いや私聞きたいことあるねん。前に茶カスを土に還そうと思って虫わかんようにバケツにビニールで隙間なくふさいだのに開けたらハエがワ〜と出てきてん。これはなれへんの?」私「それは密封するから嫌気菌が増えたんです。ハエは嫌気菌を好むのでそこで繁殖します。」マダムB「茶かす私も土に入れてるけどフタも何にもしてないけどハエなんておれへんで。」マダムD「そうか閉めたのがあかんかったか。それであなたはなんでこんなんしようと思ったん?」私「ゴミを減らしたくて。」マダムC「あんたはなんでそんなんしようと思ったん?」マダムD「いや…ゴミ減らしたほうがいいかなと思って…。」マダムB「そらええこっちゃ、考えなあかんな。」私「この袋では本格生ゴミ処理してます。」とコンポストを見せるとマダムA「ひゃ〜あたしあかんねん〜。」マダムB「あんたミミズはどこでもおるやん。まあ行こか。私これに寄付するわ(100円)取っといて。」私「それはスーパーの募金箱に入れてください!」マダムB「そう、わかった。これはえらいわ〜、まあ頑張って。」と帰って行かれました。私はなんだか人の心の奥に潜む良心を感じました。人はだれが知らずとも自分に何ができるかを探し実行するのです。この方たちの「ゴミ減らしたほうがいいかなと思って」その気持ちと行動が地球に変化をもたらすほどの力があると思います。なんと言っても私ができるのは私の範囲だけですから私がどんなに回ろうとも結局は弱い渦です。しかしみんながなんとなく回るだけでもそれは強い渦となり大きな働きをしてくれるのです。私は心からそのことを願います。
最後に手洗い場で関係者らしき方と少しお話をしました。アパレル関係の環境負荷についてだったかと思います。あるメーカーが自社の服を補修、リユース(リサイクルではなく)してその事業を柱にしていくような内容でした。確かにすごいと思いました。そんなことは実現可能なのかととも思いました。アパレルのイメージは新しいものをどんどん出していく分野だと認識していたからです。しかしそれはもう供給を超す需要だとのこと…是非とも成功を祈るばかりです。ただこれは私のコンポストにもいえることなのですが人の心理についてです。コンポストで言えば人は楽をしたい、なぜ無料で引き取ってくれるゴミをリスクと労力を負って自宅で処理せねばならないのか。この事抜きには広まらないのです。これが現実です。人はそこに価値を求めて大きな力が湧いてくるのです。どうしたら人の心を動かせるのかその動機が良くも悪くもいるのです。さてその服メーカー、私ですら新しい服がほしい、好きなデザインがほしい、おしゃれを楽しみたい、買い物をして楽しい時間を過ごしたいというのが本音です。私はいつもがまんしています。こんなに我慢するのは通常無理です。結論から言うと相当厳しいと思います。やはりアパレルが服を販売しないのはそのメーカーの規模から考えて成り立たないと思います。私はそれよりもアパレルができるのは製造工程においても廃棄過程においても環境負荷をかけない取り組みだと思います。それを世界中で取り決めをしてでも進めていただきたいです。特に化学繊維の自然分解、確かオンワード樫山が土に還るスーツを作ったかと思います。あれはよく知らないのですが石油ではなく、バイオエタノール的なものから作ったから自然に還るとかなんですかね?そういった自然に還る化学繊維で作るのはどうなんでしょうか?それならアパレル関係でも採算があうかもしれません。ただネックは値段になるかと思います。その点に関しては修繕、古着も同じ課題に直面します。出す人と出さない人が出ます。その割合が成功の鍵を握りますね。この乱立するアパレル産業も縮小しなければ成り立たなくなるかもしれません。政府、業界消費者を巻き込んで進めなくてはなりません。私はこれからは分解できないビニールや化学繊維は縮小禁止すべきと考えます。どっちにしろ今は石油も高いのだし代わりに植物由来のバイオエタノール製品(藻とかで)に変えていくべきと考えます。ただそもそもバイオエタノールから製品ができるのか自然分解するのかはうろ覚えでわかりません。また調べてみたいと思います。
調べました…。どうも土に還るスーツは元々ウールやコットンなどで作っているようです。なかなか難しいですね。なんとかこのバイオ系を使って自然分解できるプラスチック(化学繊維)を作る事ができたらいいのですが。残念ながらプラスチック問題の根本的問題は自然分解しないことだと思います。なんとか発明されるまではやはり増やさない放出しないくらいしかないようです。
100均緑袋
4/3生ゴミ投入から一週間後
ひっくり返すと
4/10生ゴミ投入から2週間後
ひっくり返すと
4/18生ゴミ投入から3週間後
ひっくり返すと
今日の生ゴミ
入れました。
4/25生ゴミ投入から一週間後
なんだか団子上に固まっています。
ひっくり返すと
スケッチャーズ紺袋
4/3 1からやり直し。
今日の生ゴミ
いれました。
4/10生ゴミ投入から一週間後
ひっくり返すと
4/18生ゴミ投入から2週間後
卵発見!これは復調の兆しか!?!?
ひっくり返すと
ひっくり返すと
一匹脱走してました…。
4/25生ゴミ投入から3週間後…。サラブレッドの精鋭部隊が壊滅しかけています。
バラバラになりかけています…。
瀕死のミミズを取り出します。
今日の生ゴミ
やけくそで入れます…。
瀕死のミミズたちを植木鉢に逃します。水をかけて生き残ったものは土の中に潜り復活します。手遅れだったものはこのままここで死にます。
これは次の日残ってました。
初代不織布シリーズ黒袋
4/3生ゴミ投入から2週間後生臭い匂いがします。
ひっくり返すと
4/10生ゴミ投入から3週間後
ひっくり返すと数は多いです。
今日の生ゴミ
4/18生ゴミ投入から一週間後袋の外に脱走して切れてますが生きてます。
生臭いかな。
切れたミミズが動いています。
両方生きてます。
ひっくり返すと
4/25生ゴミ投入から2週間後まあまあです。
ひっくり返すと、本当に数は多い。