令和4年5月のミミズコンポスト - ミミズコンポストのブログ

こんにちは。我が家は一か月前から復活しました。あれからバタバタとした日々が続いています。でも今年から子ども会の役が無くなったので精神的には楽です。下の子が入学し楽になったようなややこしくなったような混乱する日々です。前回の投稿の後にウクライナで何が起きていたのかが報道されました。そのことを考えると本当に暗くなります。プーチン大統領はロシアを愛しているのだと思っていました。でも今回の事で本当にこの人は狭い世界に価値を持っているのだと突き付けられました。こんな価値観の人が現代にいるのだとそのことを考えると文明人が築き上げてきたそれぞれの価値とは何だろう？と。私たちは今まさにその築き上げた価値観に逆らえず曲がり迷いその価値観に人は滅亡させられるようなそんな気がしてきました。一か月前の虐殺発覚で小学4年生の息子に「なんでこんなことをするのか。」ときかれた時に私は「戦争は人を変えてしまう。」「昔日本は中国韓国北朝鮮を初めアジアの人にもっとひどいことをした。戦争は人を変えてしまう。何もわからなくなる。戦争は始まってしまうと誰も止められない。戦争が始まる前に止めなければならない。戦争について常に考えなければならない。だからそれぞれが戦争とは？日本はなぜ戦争をしたのか、何をしてどうなったのか一体何をしてどうなりたかったのかを考えなければならない。」と話しました。息子にはなるべく自分で知って自分で考えてほしいと思います。もしあの戦争に日本が負けなければどうなりたかったのか？そのことを思うとぞっとします。何かの時に「韓国は他国を攻めたことがない。」と聞きました。それが自慢の一つだと、私は素晴らしいと思いました。とかく戦勝国であることを声高に叫ぶことが多い中、人はそれに憧れすら抱きます。それを意に介さず他国を攻めたことがない事を誇りに感じるその言葉が私には物事の本質を見抜いた故事成語のようで現代を生きる日本人の私にとってとても羨ましく聞こえました。私は昔から在日韓国朝鮮人の人たちが多い地域で育ちました。そこで色々な事を感じました。常にアジアの特に中国韓国北朝鮮の人を「好きにならなければならない」と「幸せであってほしい」と「悪く思ってはならない」と思っていました。私が韓国北朝鮮の事に興味を持ち素晴らしいと思わなければそれは差別であるとすら思い無理やりにでも好きになろうとならなければいけないと思いました。でも中国と違い当時韓国北朝鮮の文化は全く知られていませんでした。当時韓国といえばキムチ、訛りのある日本語（悪い意味でなく）、チョゴリ、差別、社会的難しさからくる複雑な家庭環境、経済状況というイメージでした。それゆえに漠然と将来への不安を持つ子は多くいました。それを国としてみると私には興味を沸かせるようなものはありませんでした。幸いにも？中国はテレビでも本でも食でも色々と知る機会がありましたので私は中国が好きで憧れ同じアジア人として尊敬し共感する部分も多くああ良かった？と思いました。「よかった？」なぜか、それは私が常にアジアの人たちにやましさがあったからです。昔日本はアジアの人にひどいことをしてしまった上に偏見まであることなど許されないと思っていました。今も思っています。無理やりにでも興味を持ち尊重しなければならないと。そして偶然私は中国文化に大変興味を持っていたのでああこれで私は差別的意識（興味がないと私は差別主義者なのだと思って頑張って好きにならなければと思っていました。）を持たなくて済んだと。そして欧米の人に対してもそうです。私がヨーロッパやアメリカの人たちに対してとても気楽なのはやましさを感じなくて済むからです。私たちは対等であると安心できるのです。アジアでは足つぼマッサージなどに行っても私には肩が凝るだけで気ばかり遣います。そうやって人は自国の汚点を後世に背負い続けるのです。私はこんな風に韓国北朝鮮の人に引け目を感じたくなかった、もっと中国や欧米のように自然に通じ合いたかった。でもそれは許されないのです。ロシアの人たちも同じことになってしまうのです。永遠に過去の汚点を背負い続けなければいけなくなるのです。私はそんなことになってほしくない。人が自然に感じるままに好きになり嫌いになり興味を持ち拒むことができるそれはまさに韓国のいう他国を攻めたことのない特権なのです。